祖父が戦地から戻った戦後間もない頃、新潟の田舎町で

農耕器具の行商から始まったナガノ商店。

主に鍬や鎌などの柄を取り扱っていたことから

「えーや(柄屋)」と呼ばれ、 当時を知る人からは

今もその名で呼ばれています。

木製の柄を製造し、仕入れた鍬や鎌の刃を付けて

農耕器具に仕上げ、 小さいお店ながらも、

戦後の地元の農業の復興に寄与していました。

入口をくぐると、所狭しと並ぶ柄や農耕器具たち。

右奥には柄を加工する機械が。

店番をしていた祖母に「あーちゃんだっちん(おばあちゃんお駄賃)」と

いうと、いつも笑顔で百円玉を渡してくれました。

その光景はお店を閉じて数十年経った今でも

はっきりと私の脳裏に焼き付いています。

このサイトでは、今では過去の存在となってしまったナガノ商店という

お店にもスポットを当てています。

当社の今に繋がる礎となった、大切なお店です。

事業内容

戦後間もなく農業用品の柄を製造販売しながら、

後にすのこ、まな板、その他家庭用品に

幅を広げていった後に 現在の「ナガノ産業」となる。

〒953-0044 新潟県新潟市西蒲区巻乙232

代表取締役 長野信博

事業内容

木製品をメインとした手打ちそば用品、もち用品、

キッチン、バス、ベッド、 収納用品、小家具などの開発、製造、輸入,及び卸販売

私が生まれた1980年、廃校となった小学校の体育館の骨組みを

再利用して現工場が建てられ、そこから多くの機械を使った

量産型の製造が始まりました。

既存の農耕器具から始まり、すのこ、まな板、コーナーハンガーなど、

家庭用品の開発・製造に向かって行きました。

おかげ様でホームセンター、問屋、百貨店、通販など

様々な取引先様に恵まれ少しずつ発展を遂げ、

今では北は北海道から南は沖縄まで、 全国各地の皆様に

当社の製品たちをお使いいただけるようになりました。

自社製造のみならず、1990年代後半から中国の優良な工場への

委託製造も始め、量、質、価格ともに幅広いニーズにお応えできるよう

力を尽くしてきました。

また、2010年頃からはネットショップでの自社販売にも力を入れ、

今まで思うように販売できていなかった製品たちにも

新たな活躍の場を与えてあげられるようになりました。

時代が流れ、新しいものが次々と世に生まれてくる現代。

そんな今だからこそ、自然のぬくもりを感じさせてくれる

​木製家庭用品を、

これからも世に送り出し続けていきたいと思います。

今は使われていないナガノ商店の作業場。祖父の使っていた仕事道具が今も残されている。

当社の主力商品である餅つき杵は、一本一本職人が手づくりしている。